岡山市中区・築47年。和室とDKをつなげて広いLDKへ
和室とDKの間にある壁をなくして、もっと広いLDKにしたい
岡山市中区、築47年の戸建て住宅でご相談いただいたリフォームです。
今回の工事では、和室とDKを隔てていた壁を撤去して一つの大きなLDKへ間取り変更。
あわせて1階の水回りやサッシも交換し、これからの暮らしに合わせて住まいを整えていきました。
ただ、今回のリフォームで特に大切だったのは、完成したLDKのデザインだけではありません。
工事を始める前、お客様には一つ大きな不安がありました。
「そもそも、この壁は本当に抜くことができるのか?」
ということでした。

理想はこの柱を取って裏にあるこのダイニングキッチンと繋げたいというご希望でした。

「この壁は抜けますか?」
他社では明確な回答をもらえなかった
お客様は当社へご相談いただく前にも、何社かにリフォームについて話を聞かれていました。
その中で希望されていたのが、
和室とDKの間の壁を撤去して、大きなLDKをつくること。
ところが「この壁を抜けるのか」と質問しても、その場では明確な回答をもらえず、はっきりしないまま話が終わってしまったそうです。
築47年ともなれば、新築時の図面と現在の建物が完全に一致しているとは限りません。
過去に増改築されている可能性もありますし、天井や壁の中に隠れている部分は、室内から眺めているだけでは判断できないことがあります。
だからこそ私たちも、根拠なく「大丈夫です」とは答えません。
しかし、分からないのであれば、分かるところまで確認すればいい。
今回もお客様と一緒にその場で建物を確認することにしました。
屋根裏を覗き、実際の構造を確認してその場で回答
築年数の経った住宅は「実際の建物を見る」ことが重要
壁を撤去できるかどうかを考えるため、屋根裏を覗いて建物の状態を確認しました。
壁だけを見るのではなく、その上部がどうなっているのか。
柱や梁などがどのように構成されているのか。
実際の建物を確認したうえで、お客様の目の前で回答しました。
今回、この対応がお客様との信頼関係につながった部分の一つだったと思います。
リフォームでは、
「できます」
という言葉だけでは十分ではありません。
特に築40年、50年と経過した住宅で間取りを大きく変更する場合には、
なぜできるのか
何を確認してそう判断したのか
という根拠が重要です。
いちごリフォームでは、完成後のデザインや設備だけではなく、建物そのものを確認したうえでリフォームを考えています。
和室とDKの壁を撤去し、一つの大きなLDKへ
今回の住宅は、リフォーム前にはDKと和室がそれぞれ分かれていました。
築年数の経った住宅ではよく見られる間取りですが、それぞれの部屋が細かく区切られているため、現在の暮らし方では使いにくさを感じることがあります。


今回、この和室とDKの間を大きく開き、一体の空間として使えるように間取りを変更しました。


完成後は、以前の和室とDKが別々だったことを感じさせない、明るく開放的なLDKになりました。
単純に内装を新しくしただけではありません。
部屋の使い方そのものを変える
これが今回のリフォームの大きなポイントです。
対面キッチンを中心に家族がつながるLDKへ
壁付けキッチンから対面キッチンへ
リフォーム前のキッチンは壁側に設置され、DKの中で独立した印象がありました。

リフォーム後は、LDK全体を見渡せる対面キッチンへ変更しました。

キッチンを単なる調理スペースとして考えるのではなく、LDK全体の一部として計画しています。
リビングとダイニング、キッチンを一つの空間としてつなげることで、以前とは暮らし方そのものが変わります。
既存の柱を残しながら、広い空間をつくる
完成写真を見ると、LDKの中央付近に既存の柱が残っていることが分かります。

リフォームでは、何でも撤去すればいいわけではありません。
特に築年数の経った木造住宅では、既存の建物をどう生かしながら希望する間取りをつくるかを考える必要があります。
今回も、必要な部分を残しながら空間を大きくつなげました。
新築なら最初から自由に間取りを考えられますが、リフォームにはすでに建物があります。
だからこそ、
残すもの
変えるもの
を見極めることが重要になります。
テレビスペースや収納もLDK全体に合わせて計画
広くなったLDKには、テレビを設置するためのスペースも設けています。

壁面を利用してテレビ台を造り付けることで、家具を置きすぎず、すっきりとした空間にしました。
収納や建具も明るい色でまとめ、床・壁・キッチンまで全体の統一感を持たせています。
大きなLDKをつくる場合、単純に壁を撤去するだけでは使いやすい空間にはなりません。
キッチン、収納、テレビ、出入口、生活動線などをまとめて考えることが大切です。
1階の水回りもまとめてリフォーム
今回の工事ではLDKの間取り変更だけでなく、1階の水回りもリフォームしました。
築47年ということもあり、これから長く暮らしていくことを考えて設備を更新しています。
浴室も新しく使いやすく
リフォーム前の浴室はこちらです。

既存の浴室から新しい浴室へ交換しました。

明るく清潔感のある浴室となり、日々のお手入れや使いやすさも考えた空間になっています。
LDKだけを新しくするのではなく、毎日使用する水回りを一緒に改修することで、1階全体の暮らしやすさを改善しました。
サッシ交換も含めて、1階全体を考える
今回の工事ではサッシ交換も行っています。
築年数の経った住宅をリフォームするとき、内装や設備だけを見るのではなく、窓を含めて建物全体を考えることが重要です。
せっかくLDKを大きく改修するのであれば、その空間をこれからどう使っていくのかまで考える。
いちごリフォームでは、設備を一つずつ交換するだけではなく、
間取り・水回り・窓などをまとめて考えるリフォーム
を大切にしています。
築40年・50年の住宅でも、間取りは変えられる?
「古い家だから間取り変更は難しいのでは?」
というご相談をいただくことがあります。
しかし、築年数だけで間取り変更ができる・できないが決まるわけではありません。
大切なのは、現在の建物がどうなっているかを確認することです。
今回のように和室とDKをつなげたい場合でも、
どこに柱があるのか。
壁の上がどうなっているのか。
既存の構造をどう残すのか。
実際の建物によって判断は変わります。
だからこそ、築古住宅のリフォームでは、最初の現地確認が重要になります。
「壁を抜けるか」だけではなく、その先の暮らしまで考える
今回のお客様が最初に知りたかったのは、
この壁を抜くことができるのか
ということでした。
しかし、本当の目的は壁を壊すことではありません。
その先にある、
広いLDKで暮らしたい
という希望を実現することです。
壁を撤去できるかを確認し、和室とDKを一つにつなげ、キッチンを対面式に変更し、水回りやサッシも更新する。
そうして、築47年の住宅をこれからの暮らしに合わせた住まいへ変えていきました。

岡山市でLDKリフォーム・間取り変更をご検討の方へ
「和室を使わなくなったのでLDKを広げたい」
「DKと隣の部屋を一つにしたい」
「この壁を取れるのか分からない」
「水回りも含めて1階をまとめてリフォームしたい」
築年数の経った住宅では、こうしたご相談がよくあります。
大切なのは、最初から「できる」「できない」と決めつけるのではなく、実際の建物を確認して判断することです。
いちごリフォームでは、二級建築士が直接ご相談を伺い、建物の状態や間取り、これからの暮らし方まで考えながらリフォームをご提案しています。
使える補助金を活用してリフォームの負担を軽減
今回のリフォームではサッシの交換や水回りの改修に利用出来る補助金を活用しました。
リフォームを考えるとき、どうしても「工事費をできるだけ抑えたい」と考えがちです。
しかし築年数の経った住宅では、単純に工事内容を削って金額を下げることだけが良い方法とは限りません。
今回のように間取り変更のタイミングで古くなった水回りやサッシも一緒に見直し、利用出来る補助金があれば活用する。
そうする事で費用負担を抑えながら、これから長く暮らす為に必要な部分までまとめて改修出来ることがあります。
いちごリフォームでは、その工事で利用出来る補助金がある場合には、お客様にご案内し
申請のお手伝いも行ってます。
補助金があるから工事をするのではなく、必要なリフォームをする中で使える制度があれば
上手に使う。
これが基本だと思っています。
いちごリフォーム代表
二級建築士 樋口 準一

